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一生使える「1分で伝わる」技術

上司への報告・会議・商談・雑談……とっさに話を振られても、もう慌てない!1分トークの達人が明かす、意見が通り、味方が増えるコ

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出版年月日 2023/07/31
ISBN 9784804718996
判型・ページ数 4-6・208ページ
定価 1,760円(税込)
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内容紹介
目次
著者について

「話してる途中で迷子になる」「ついだらだらしゃべってしまう」こんな悩みもスパッと解消!1分トークの達人が明かす、意見が通り、味方が増える方法。上司への報告・会議・商談・雑談……一瞬で信頼されて、好感もアップ!

はじめに 「伝えたつもり」なのに空回りしてしまうあなたへ

序章 しっかり伝えようとして、ついだらだら話していませんか?

「伝えたつもり」がキケンな理由
「1分以内」が絶対!
とっさのときは、「枠」に頼る

第1章 パッと理解してもらえる説明の仕方

case 1 話してる途中で、相手をイライラさせてしまう
method 1 これから何を話すか、最初に宣言する

case 2 「え? なんの話?」といつも聞き返される
method 2 聞く心構えをつくってあげる

case 3 「何が言いたいのかわからない」と言われる
method 3 「接続詞は一度まで」と決めてしまおう

case 4 なぜか、最後まで話を聞いてもらえない
method 4 一文で言いたいことは1つに絞る

case 5 さっき言ったのに、すぐ忘れられてしまう
method 5 大事なことは、最初と最後で2回言う

case 6 「いきなりの質問」にしどろもどろ……
method 6 質問に的確に答える秘訣

case 7 ちゃんと指示を出したのに、相手が失敗
method 7 同じ物差しを使ってズレ防止!

case 8 なんだか話が嚙み合わない……
method 8 「カタカナ語禁止令」で話してみる

case 9 言いたいことがありすぎてまとまらない
method 9 整理整頓できる「2、3個法」


第2章 すぐに相手の「Yes」を引き出す伝え方

case 10 お願い事がいつも断られてしまう
method 10 ちょっと厚かましい「前提条件」で誘導する

case 11 相手が迷わず即決してくれる方法って?
method 11 選択肢は「3つ」がいい

case 12 どうやったらプライドの高い上司を説得できる?
method 12 偉人の言葉を借用する

case 13 どうしても、自分のわがままを通したい
method 13 相手にとってどうよいかを伝える

case 14  何を言っても否定してくる人にウンザリ……
method 14 反対されたときこそ助けを求める

case 15 忙しい上司を呼び止めたい
method 15 「聞いてもいいかも」と思ってもらえるコツ

case 16 プレゼンで反対意見を言われるのが怖い
method 16 反論しにくい「そう思いますよね!」

case 17 「それいいね!」と賛成してもらうには?
method 17 「両面法」でプラス面・マイナス面を伝える

case 18 悪者にならずに、否定したい
method 18 ある質問で、有利な立場をゲット!

第3章 誰とでも一瞬で距離が縮まる伝え方

case 19 共感って、結局どうやったらいいの?
method 19 自分の気持ちは動かさなくていい

case 20 雑談で気の利いた返事ができない
method 20 相手の「行動」を受け止める

case 21 ついついバッサリ否定してしまう
method 21 否定する前に「思考」を受け止める

case 22 愚痴を言われたときの切り返し方は?
method 22 困ったときは「感情」を受け止める

case 23 わざとらしくならないように褒めるには?
method 23 褒めずに「褒められた!」と感じさせる

case 24 「褒めたつもり」が落とし穴
method 24 「下から目線」で教えを請う

case 25 質問しただけなのに「怒ってるの?」と言われた
method 25 過去の栄光を聞き出す

case 26 上司ともっと距離を縮めたい
method 26 相手をあなたのとりこにする連続技

case 27 「いつも同じあいづち」ばかりのあなたへ
method 27 なるほど! は禁句

case 28 気遣いのつもりが、地雷を踏んでいませんか?
method 28 余分なひと言に要注意!

case 29 うまい断り方がわからない
method 29 「ごめん」のひと言、本当に必要?

case 30 もっと商談の成功率を上げたい!
method 30 素敵な未来を想像させる「結果法」

第4章 短時間でスルッと人を動かす伝え方

case 31 さりげなくお願いしているのに察してくれない
method 31 意外とわかっていない「どうしてほしい?」

case 32 なぜかいつも意見がスルーされる
method 32 語尾は「言い切る」のがポイント

case 33 周りがギリギリまで動いてくれない
method 33 「締め切り」があるから優先される

case 34 いつも後回しにされてしまう
method 34 「お手すきの際に」を封印しよう

case 35 勇気を出して、先輩をイベントに誘いたい
method 35 0・005%程度の気持ちは捨てよ!

case 36 手が空いてそうな人に手伝ってほしい
method 36 限定に弱い〝あなただけ〟

case 37 上司が何度言っても動いてくれない
method 37 思いきって解決策を聞いてみる

case 38 ちゃんと指示したはずなのに、ミス連発……
method 38 誰もが「自己責任」で動き出す方法

case 39 意見がいま一つ相手に響かない
method 39 具体例も伝えよう「なぜなら法」

おわりに コミュニケーションとは「相手軸で伝える」ということ
  • 沖本るり子 オキモトルリコ

    1分トークコンサルタント。「立場上どんなにえらい人でも、意見はすべて1分以内にまとめる」ことを提唱した「5分会議」(R)を活用。人と組織を育てる専門家。株式会社CHEERFUL代表取締役。広島県生まれ。江崎グリコを経て、管財商社に入社。業務改善・業務改革のプロジェクトマネジメントを行い、30代前半で取締役になる。リーダーとしてDX推進に関わる中で、部下との行き違いや他部門との衝突などリスキリングに頭を悩ませる。やがて会社は倒産。「つぶれない会社づくりに必要なのは、円滑なコミュニケーションだ」と痛感し、「聞き手が内容をつかみやすい話し方」「聞き手が行動に移しやすい伝え方」を研究。その第一条件が「話を1分以内にまとめる」ことと気づく。現在は「会議を活用した自律型人財育成と組織改革」を柱に、企業向けコンサルタントや研修講師を務めており、明治大学履修証明プログラムや台湾(労働部)主催の講演会でも登壇。そのノウハウは、すぐに実践できて効果抜群と好評。著書に『期待以上に人を動かす伝え方」』『期待以上に部下が育つ高速会議』(以上、かんき出版)などがある。