書籍詳細

発達障害の子どもの自己肯定感をはぐくむ本

ジャンル

心のお医者さんに聞いてみよう発達障害の子どもの自己肯定感をはぐくむ本親だからできる“二次障害を防ぐ”8つのサポート

  • 著 者/宮尾益知  監修
  • 定 価/1,540(税込)
  • A5判並製 96頁
  • 刊行日/2021/08/15
  • ISBN/9784804763743

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内容

「ダメ」「どうしてできないの?」という否定の言葉が子の自信喪失を招く。子供の世界に入って同じ体験をし、信頼を築くことから始めよう。うつ・ひきこもり・ゲーム依存等の将来のつまずきを回避する“個性の認め方・育て方”

目次

はじめに

Part1
思春期のSOS
子どもの自己肯定感を高めれば、将来のつまずきを防げる
 こんなことありませんか?(子ども編) 
発達障害の特性による問題がストレスとなり、心身に現れる
 こんなことしていませんか?(大人編) 
「ダメ」「どうしてできないの」否定の言葉が子どもを追い詰める
 二次障害のメカニズム 
成長とともに生きづらさが増え、自己肯定感を失い、うつ状態に至る
 セオリー・オブ・マインド 
思春期に「他人の考え」の存在に気づくため、苦しむようになる
 二次障害の回避①
まず発達障害自体を理解し、起こりやすい問題を予測する
 二次障害の回避②
「ボクはダメ」は赤信号。大人の助けで10代を乗り切る
ギフテッドと発達障害
早期に気づいて、適切な対応をすることで、得意分野で花開く可能性が大きい

 Doctor’s VOICE
父親が「2E」であることも多い。ギフテッドには家族の支援が必要

Part2
親子の信頼関係は築けている?
わが子の個性を認め、自己肯定感のベースをつくる
 共同注意①
同じ世界を共有することが、親子関係の第一歩
 共同注意②
子どもの視線を追いかけ、親から子どもの世界に入っていく
 わが子の世界 
同じ体験をすることで、子どものもつ豊かな世界を感じる
 親子の信頼関係①
診断名だけで判断せず、目の前のわが子をちゃんと見る
 親子の信頼関係② 
過干渉・不干渉ではなく、助け舟を出しながら見守る
 親子の信頼関係③
親の不安や焦りは悪影響。親自身の自己肯定感も高める

 Doctor’s VOICE
発達障害のある子のきょうだいは大丈夫?

Part3
自己肯定感を育むための8つのサポート
子どもに夢をもたせ、得意分野で生きられるように育てる
 サポート① 心構え 
二次障害予防だけではない。社会を生き抜けるように手助けを
 サポート① 解説 
「普通がいちばん」から解放し、社会に踏み出す自信をもたせる
 サポート② ルールづくり 
ルーティンの時刻を固定し、家庭生活のルールをつくる
 サポート② 解説 
実行機能の弱さを生活ルールで補う
 サポート③ 暴力の禁止 
親が知らずにしている暴力を自覚する
 サポート③ 解説 
暴力を・当たり前・にせず、家庭を安心できる場にする
 サポート④ ほめ方 
ほめる基準をたくさん設けて、本人にわかるようにほめる
 サポート④ 解説 
ほめられることで達成感と効力感を得られる
 サポート⑤ 手助けのしかた 
本人の特性を理解し、上手に助け、よりよい方向に導く
 サポート⑤ 解説 
叱るのではなく、がんばりを認め、視野を広げる
 サポート⑥ 興味の発見 
いろいろな経験をさせ、興味を引き出すお膳立てをする
 サポート⑥ 解説 
役に立つかどうかは脇に置き、広い度量で見守り続ける
 サポート⑦ 思考力の育成 
本、映画などの文化資本に触れさせ、思考力の基礎をつくる
 サポート⑦ 解説 
成功談に触れて、夢をもつことを教える
 サポート⑧ メンターづくり 
親の理解を超えるときは、知識・経験のある大人に任せる
 サポート⑧ 解説 
先を見通し、前に進むために、その道の先輩を目標にする

 Doctor’s VOICE
父親の教育参加は一歩引いておおらかに構える84

Part4
親の余裕が大切
支援機関を利用し、サポートを受けながら子育てする
 支援機関 
福祉サービスを利用し、親の負担を軽減する
困ったときに頼りたい!
発達障害のある子と家族を支援する機関
 学校との交渉 
子どもへの対応のしかたを、先生と打ち合わせ、共有する
 医療機関との連携 
専門的な支援を受けることで、二次障害を予防する

 Doctor’s VOICE
仲間外れ、SNS経由の性被害……
思春期の女の子へのケア

おわりに
参考資料