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書籍詳細

認知症の人を理解したいと思ったとき読む本

ジャンル

心のお医者さんに聞いてみよう認知症の人を理解したいと思ったとき読む本正しい知識とやさしい寄り添い方

  • 著 者/内門大丈
  • 定 価/(本体/1,300+税)
  • A5判並製 96頁
  • 刊行日/2018/04/30
  • ISBN/9784804762975

紙の書籍

内容

どうしてこんな行動をするの? いった何を考えているの? 軽度認知症の不可解な行動に戸惑い、振り回される家族に向けて、患者が生きている世界を訪問診療を行う専門医が説き明かす。これで接し方と介護のコツが見えてくる

目次

Part1 本人の戸惑いやいらだちを受け止める

   初期症状の背景 もの忘れを繰り返し、周囲の指摘で
           混乱・不安に陥ることも

   中核症状と周辺症状1 忘れる、わからなくなるために、生活に支障が出る

   中核症状と周辺症状2 不可解な行動には、そのときどきの理由がある

   脳の状態 なんらかの原因で脳神経細胞が損なわれ、認知機能が低下する

   高齢者の心と体 年齢とともにできないことが増え、
           ストレスや不安が増しやすい

   認知症の発覚1 同居家族でも、気づく人と気づかない人がいる
   
   認知症の発覚2 強い不安感や認知症への偏見から、
           相談できずにいる人も多い
 
   Doctor’s VOICE
   胃ろうという延命行為で、家族が得られたものもある

Part2 本人と家族の認識のズレを理解する

   症状と性格 もともとの性格が、認知症に影響する人、しない人がいる

   傷つくひと言 「さっきも言った」「また間違えた」
          いやな印象だけが残ることに

   傷つく対応 ダメな人扱いはやめて。決定権を奪われ、
         のけ者にされるとつらくなる

   傷つく行動 できるかどうかを試されることで自尊心が損なわれる

   二次的に起こる周辺症状 失敗が続き、否定されると周辺症状は悪化する

   本人の自覚 否定の気持ちとともに、自分を把握する力が失われがちに

   本人の世界 幻覚、妄想も、本人には事実。まわりが見ている世界とは違う

   認知機能のとらえ方 「できないこと=わるいこと」ととらえないようにす
             る

   家族に求められること これまでの「当たり前」をリセット。
              本人がいまできることを見極める

   Doctor’s VOICE
   関係のわるかった娘さんが介護者に。母親に対する見方が変わった

Part3 ありのままを認め、欠けていく機能を補う

   告知後の心境 前向き、後ろ向き、否認の気持ちが入り乱れる

   好ましい環境 「忘れてもいいんだ」と安心できれば、
          症状が和らぐことも多い

   好ましい関係 相手が驚かない、あきれないとわかれば、
          ありのままでいられる

   サポートの方法 ほかの障害と同じ。不自由なことに対して手助けをする

   不安をとり除くケアと工夫 先回りして不安を減らし、生活しやすくする

   基本的な態度 ひとりの人間として認め、真摯に話を聞き、語りかける

   受診のうながし方 受診自体に拒否感をもつ人も。
            健康診断を兼ねてみてもらう

   認知症の検査 認知症と言われても、100% 正しい診断とは限らない

   原因となる病気 認知症はおもてに出てくる症状。
           原因となる病気はさまざま

   本人への告知 タイミングが大事。
          医師との信頼関係を築いてから告知をする

   治療と進行 昔とは違う。薬や回想法、運動療法で機能の低下は緩やかに

   薬の処方 ケースによっては非常に有益。タイミングを逃さず薬を始める

   Doctor’s VOICE
   昔の話、子どもの頃の話を聞くと、意外な学びや感動を得られる

Part4 追い詰めず、追い詰められず 認知症の人に寄り添う

   認知症とターミナルケア 末期はターミナルケアの視点で考えることも大事

   認知症のケアの考え方 認知症になっても人生は続く。
              最期までどう寄り添うかを考える

   認知症リテラシー 家族だけでなく、親戚、近所の人も
            認知症の知識を身につけて

   キーパーソンの必要性 介護の中心となるキーパーソンを決め、
              同時に孤立させない配慮を

   介護の体制 周囲にオープンにしたほうが介護者の負担は軽くなる

   ひとり暮らしの場合 できるだけ多くの人でサポートする。
             施設の利用も考えて

   介護計画 5年先の病状を考えつつ、目の前の1日を大切に過ごす

   情報収集 介護者の集う場などで語り合い、情報を交換する

   ストレスケア 介護者自身のストレスにも目を向け、相談先をつくっておく

参考資料